2016年10月13日木曜日

50キセキ+7 弘前市役所

聖地巡礼第2弾は弘前市役所です。



弘前市役所は、コンクリート打ち放しの柱と梁、
窓越のレンガタイルや建築全体を囲む水平の大きな庇など特徴です。


1974年に本館横に赤茶色の打ち込みタイルで覆われた新館(6階建て)
が増築され、さらに1992年にも新館の南側に
同様の打ち込みタイルの建物が増築されました。
雪の降りしきる風景にあって、新館の赤茶色タイルは
遠くからも判別しやすく、市庁舎の
シンボル的佇まいとなっています。



市庁舎にはいるとまず天井の梁に
驚かされます。

      
前川建築は階段がとてもよい感じで配されていますね。               
ロビーもとても明るい感じですね。


このロビーの階段の手すりやロビーの床も
とてもインパクトがあります。


このイスはよく前川建築でみかけます。


赤い壁がとても印象的な階段です。
分厚い手すりが素敵です。
前川は、赤は人を楽しく高揚させる色
と言っています。

新庁舎のエレベーターは前川の色使いを意識し、
西側は緑色、東側は赤色のエレベーターです。


このドアのとっても持ちやすい感じです。
市民会館のホールのとってと同じかたちをしています。



当時、藤森市長は、当時工事中でだった東京文化会館や
世田谷区民会館などを見聞きし、前川建築を肌でふれ、
弘前市民の気性、風格、伝統に通じ合う確信をもち、
そして前川事務所に赴き設計を依頼したそうです。

藤森市長は、1956年から1976年までの20年間を
市長として務め、その間、市民会館、弘前市立病院、博物館などを
前川に依頼しています。


















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