2013年7月13日土曜日

『キセキ48』 埼玉県立歴史と民俗の博物館 3(完)

今回は、埼玉県立歴史と民俗の博物館の
長く大切に使われているものをご紹介します。



前川建築事務所がイスやテーブルの
デザインを担当しています。
応接セットの白い机がとても可愛い。

開館当時から大切に使われているイスです。




こちらの鉄製のカーテンは
使わない部屋を仕切るときに使われています。
東京文化会館にもあります。



(埼玉県立歴史と民俗の博物館写真提供)

ここから、空調がでています。(2階休憩コーナーの壁)

天神山文化プラザの2階ロビーにも
壁に切り込みがあり現在も
空調が出ています。



今回、埼玉県立歴史と民俗の博物館を
『どうしても見ておきたい前川建築』に選んだ理由は、
館内に入る前からはじまる散策路を
自分の足で歩いてみたいと思ったことがきっかけでした。

あいにく訪れたこの日は激しく雨が降っていましたが、
打ち込みタイルの壁に圧倒されながら、
入口のガラスに木々の緑が透けて見える感じに
心が躍りました。
館内にはいると開放感のある大きな窓からみる景色や
置かれてあるイスやテーブル、照明などが
過去に見た前川建築と同じものだったりと
発見する楽しみもありました。

埼玉県立歴史と民俗の博物館の方の説明を聞きながら
エントランス・ロビーの大きな窓に貼られている鳥のシールが
窓の外の景色とあっていて、ちょっとした遊び心に
館のみなさんの建物への愛着を感じました。
また、素晴らしい企画展や常設展などがあり、ぜひ訪れたいと思いました。
次回は、『GO!!GO!!テンコが行く』は埼玉県立歴史と民俗の博物館のお話をします。

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