2013年5月21日火曜日

『キセキ40』

今回は、中庭のお話です。
5月14日からは久しぶりに池に水を入れライトアップ、
18日夜には中庭音楽会が開かれました。


池にかかる石の橋を歩いて奥に進むと…


奥まで池は、つづいています。
ここからの眺めは、日本庭園のようでもあります。



前川建築の中で池がある建物を設計したというのは
あるのでしょうか?



前川作品で庭を設計に取り入れた建物として
思い浮かぶのは、岡山県庁(1957年施工)です。
南側庭園の一部をサンクガーデンとし、
地下入口広間を明るく庭とのつながりを緊密にしています。



同時期の作品の岡山後楽園にある
有本芳水記念碑(1961年施工)
この石碑は水に浸かっています。





総合文化センター着工前の写真を見ると
天神岩周辺に池らしきものはありません。
前川は、この場所に池をつくり
時代とともに木々も成長して、現在の中庭の姿になりました。




中庭音楽会前の中庭では、池に水を張り
たくさんの照明をセッティング。
ライトアップ準備は完了です。




18日(土)19時から開催された中庭音楽会の様子

日没後、空の色がだんだん青色にかわり
ライトアップされた中庭では多くの方々が
新緑の夜とインド音楽のコラボレーションを楽しみました。


またひとつ、天神山文化プラザの魅力を
知っていただけたでしょうか?

この夜、ピロティを吹き抜ける風は
グリーンカレーの匂いがしました(笑)

















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