2012年9月20日木曜日

『キセキ14』

今回は天神山文化プラザの照明についてご紹介します。

満天の星空に見える2階ロビーの照明と
トップライトからの自然光のハーモニー。



夜間ホールの使用がある時に点けるピロティの照明は
開館当時からあり現在も使用しています。
昭和37年の新聞には、ピロティの天井はコバルト色の天井と
ありますが、現在は黄色になっています。


総合文化センターの夜景です。
ライトアップされて建物がモダンにみえます。
  (S37撮影 池上 傳)

解りづらいかもしれませんが、3階廊下の写真です。
                     (S37撮影 池上 傳 )

平成17年改修時に、あえなく変えられた照明も。
搬入の妨げになる廊下のモダンなライトは,
現在のような天井埋め込みの照明に変わりました。

現在の3階廊下

1960年代に建てられた東京文化会館や総合文化センターには
天井を天の川や満天の星空にみせるなど、設計者の拘りがみえます。
林原美術館など同じ時代に建築された前川建築で
共通点を見つけられたら楽しいですね。
建物と同じように照明にも関心をもって見ていこうと思いました。








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