2012年11月10日土曜日

『キセキ18』

今回は天神山文化プラザの”窓”に注目していきたいと思います。
 

まずは、コルビュジェが提唱する5大要素のひとつ
南側の水平連続窓です。
夏の強烈な太陽光を遮るために、深い水平の庇が設けられ
日照調整にルーバーが使われています。
建築デザインにルーバーを取り入れたものを
「プリーズソレイユ(フランス語で(太陽を砕く)という意味)」といいます。


反対側の北側はこんな感じ。
2階第3・第4展示室は、
改修前は図書館の閲覧室として使われていました。

大きな窓から、外の景色も見られて
試験勉強の合間の息抜きもできる人気の閲覧室でした。


1階喫茶コーナーの窓からは、
天神岩や紅葉している木々を見ることができます。


個人的には、2階ロビー入口の上にある
大きな窓からの景色が好きです。
3階階段から降りる時、夕焼けの美しさにはっとすることがあります。
振り返ると…レリーフがばっちり見えます。


コンクリート打ち放しの建物は暗いというイメージを
もたれやすいのですが、沢山の照明や屋上からのトップライト
窓から見える景色など様々な工夫がなされ
来館者を和ませてくれます。

 
                      








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