前川建築探訪の第3弾!
今回は熊本県立美術館(1976年竣工)の
お話です。
熊本県立美術館は熊本城の城内にある
美術館です。
(写真中央が熊本城)前川は設計にあたり、3つの条件を
自ら課したといわれています。
①樹木を蘇生させること
②建物の高さを抑制すること
③環境に適合する素材を選ぶこと
前川は熊本県立美術館を、
熊本城の石垣をイメージして
デザインしたといわれています。
熊本城の石垣をイメージして
デザインしたといわれています。
熊本県立美術館は前川68歳の作品で、
当時、熊本城を見て「これは世界一の城郭です」といい、
当時、熊本城を見て「これは世界一の城郭です」といい、
二の丸公園の建設予定地を見て
「なぜこの敷地を選ばれたのか?
(この土地に何も建てないがいいのではないか)」と言ったとか。
そして、「樹木は一本も切りません」と決意したそうです。
(田中清雄所長の証言)
(田中清雄所長の証言)
次回は、熊本県立美術館の吹き抜けホールのお話です。
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