今回は、前川國男氏と同じ時代に活躍し
弟子でもあった建築家丹下健三氏(1913~2005)の
設計による倉敷市立美術館のお話です。
倉敷市立美術館は、丹下健三氏の設計により、
1960年に倉敷市庁舎として竣工しました。
その後1983年に倉敷市立美術館として
倉敷市出身の建築家 浦辺鎮太郎氏(1909~1991)
の設計により可能な限り丹下建築の特徴を残しながら、
美術館としての機能をもたせるために
改築が行われました。。
(倉敷市立美術館HP美術館の建築より引用)
特徴は約20mのスパンを持った横に架け渡された
大きな梁とプレキャストコンクリート部材による
積み木のような外観です。
南側の入口の庇はこんな感じです。
天神山文化プラザ2階ロビーの入口と似ています。
窓枠には、格子のような柱や
天井には梁が施されています。
エントランスホールは
高さ10mの吹き抜け空間があります。
弟子でもあった建築家丹下健三氏(1913~2005)の
設計による倉敷市立美術館のお話です。
倉敷市立美術館は、丹下健三氏の設計により、
1960年に倉敷市庁舎として竣工しました。
その後1983年に倉敷市立美術館として
倉敷市出身の建築家 浦辺鎮太郎氏(1909~1991)
の設計により可能な限り丹下建築の特徴を残しながら、
美術館としての機能をもたせるために
改築が行われました。。
(倉敷市立美術館HP美術館の建築より引用)
大きな梁とプレキャストコンクリート部材による
積み木のような外観です。
南側の入口の庇はこんな感じです。
天神山文化プラザ2階ロビーの入口と似ています。
窓枠には、格子のような柱や
天井には梁が施されています。
高さ10mの吹き抜け空間があります。
見上げると…彫刻のようなレリーフがとても見事です。
バルコニーのような入口も見えますね。
倉敷市立美術館は、コンクリートの打ち放し方式が採用されており、
「日本の縄文的伝統のコンクリートによる表現」との設計者
丹下健三の言葉にもあるように、素朴さのなかにも雄大な
スケールを誇り、まるで近代の校倉造りの蔵を
イメージさせてくれる建造物です。
(倉敷市立美術館パンフレットより引用)
今回、倉敷市立美術館を探訪して、
前川建築同様、建築家のこだわりがあり、
人々が憩える建物でした。
時代の流れと共に、取り壊される近代建築が多い中、
改めて美術館として再生された建物が、
現在も利用され、市民や観光客の心に残っていくことは
とても素晴らしい事だと思いました。
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